原因不明でもできる生活習慣の見直しで血圧改善

生活習慣病として知られるようになった疾患には多数あります。高血圧、脂質異常症、糖尿病といった自覚症状を伴わないものもあれば、その進行の結果として表れやすい脳卒中や心筋梗塞なども含め、致命的になりやすい癌もこの中に含まれています。こういった疾患の予防や治療をしていくためには食生活や運動習慣などを見直すことが必要であり、それゆえに生活習慣病の名が冠されています。しかし、その原因がはっきりとしていないものも多く、対策を立てていくのは必ずしも容易ではありません。高血圧治療においては減塩食を実施するというのげ血圧改善に有効な方法としてよく知られるようになりました。塩分の過剰摂取によって血圧の上昇がもたらされるようになりがちであるということが判明してきたからであり、その因果関係がはっきりとしていることから血圧改善のための指導として最も重視されるものの一つとなっています。高血圧の原因は必ずしも塩分の多い食事だけではなく、様々な要素が複雑に絡み合っていることが多いのが事実です。そのため、生活習慣全般を総合的に見て血圧改善を図っていくというのが一般的です。野菜が少ない食生活をしている場合にもカリウム摂取量が不足して血圧が高くなってしまっている場合があります。また、肥満気味の場合にはそれによって高血圧がもたらされているということもあり、運動習慣をつけて減量をすることにより血圧改善が達成される場合もあります。そういった形で総合的に生活習慣を改善することにより、原因が直接特定できなくとも血圧改善が行えることがよくあります。それに伴って他の生活習慣病の治療や予防もできるため、積極的な取り組みが必要となっています。